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花粉症について

1:花粉症とは

花粉症とは、植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギー性の病気です。主な症状としては、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどがあります。

2:なぜ花粉症になるのか

花粉が入り込んだ体内には、IgEという抗体ができます。花粉に接するたびに、このIgE抗体がつくられ、全身にまんべんなくIgE抗体が行き渡って過剰になると、次に新たな花粉が侵入してきたときに、過剰反応してしまい、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状がでます。

3:花粉症の治療方法について

花粉症の治療の中で、一般的な対処方法として挙げられるのが薬物治療です。問診や検査をおこなった上で、患者さんに合った内服薬・点鼻薬・点眼薬などを組み合わせて、処方いたします。

4:花粉症の症状が出る前の治療が大切です

花粉症の症状が出る季節は風邪の流行する時期でもあり、発症の初期はくしゃ
み、鼻水などかぜと同じような症状が見られます。花粉症の症状が出始めたごく初期には鼻粘膜の炎症はあまり進んでいません。 この時期に治療を開始すると粘膜の炎症の進行を止め、早く軽快させることができ、花粉症が重症化することを防ぐことができます。

5:花粉症と風邪の見分けかた

通常、風邪は1週間程度で治りますが、花粉症は花粉が飛んでいる間、ずっと続きます。また、風邪の場合は、数日で粘りのある鼻水になりますが、花粉症の場合は鼻水がずっとさらさらのままです。症状が似ているため、花粉症なのに風邪と思い込んだまま放っておく方がいらっしゃいますが、そのままにすると症状が悪化してしまいますので、つらいと感じることがあればすぐに受診されることをおすすめいたします。

6:花粉症の予防・対策方法について

花粉を避けることが大切です。外に出る時は、眼鏡やマスク、帽子などを活用して、目や鼻、口などの粘膜を守るようにしましょう。外から帰ったら、洋服などから花粉をよく払い落としてから家に入りましょう。顔や手を洗ってうがいをするのも有効です。

7:花粉症の初期治療

花粉症の飛び始める2週間前から抗アレルギー剤を飲みはじめる方法です。毎年シーズン前の症状が無い時期からはじめると効果的です。

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